名古屋での子ども虐待防止世界会議で発表しました ~被虐待児へのICT教育~
2024年9月12日より開催された 子ども虐待防止世界会議 in 名古屋 に参加し、JaSPCAN学術集会の一般演題で「児童養護施設の子どもたちへのタブレットを使った学習支援~被虐待児へのICT教育~」について発表させていただきました。
児童養護施設の課題とICT教育による解決
私たちの発表は、児童養護施設におけるICT教育の可能性を示し、タブレット学習を通じた学びの意欲向上や教育格差の是正を目指す取り組みを紹介したものです。同じブロックでは、児童養護施設で直面する課題や、それを外部支援でどう解決していくかというテーマの発表が多くあり、非常に実りある意見交換の場となりました。
支援の輪が広がる発表に
今回の発表にあたり、施設の皆さま、かささぎのメンバー、そして支援先の子どもたちに多大なご協力をいただきました。この取り組みが多くの方々の手によって支えられていることを改めて実感し、心から感謝しております。
特に、発表の準備段階では現場の声を反映させることを大切にしました。そのおかげで、会場では「実践に基づいた内容だ」との評価をいただき、私たちの活動への共感や新たな協力の申し出もありました。
論文がISPCANの抄録集に掲載
今回の演題に関する論文は、ISPCAN(国際児童虐待防止協会)の抄録集 に掲載されています。この記録が、多くの人々に児童養護施設でのICT教育の意義を知っていただくきっかけになることを願っています。
未来に向けてさらなる挑戦を
この発表を通じて得た知見や新しいネットワークを活かし、より多くの子どもたちにICT教育を届けるべく、今後も活動を続けてまいります。
最後に、今回の会議で出会ったすべての方々、そして支えてくださった皆さまに心より感謝申し上げます。これからも「かささぎ」の取り組みを応援していただけますと幸いです。ありがとうございました!