子どものプログラミング教育のための寄附金をいただきました。

奈良県高の原教会の皆様よりご寄附をいただきました

この度、奈良県高の原教会の皆様より、子どもたちのプログラミング教育のためのご寄附をいただきました。心温まるご支援に、心より感謝申し上げます。

今回の寄附は、教会に通われている小学生のお子様とお父様から、「子どもたちの教育を支えたい」との思いでお問い合わせをいただいたことから実現しました。この温かなご縁に深く感謝するとともに、私たちの活動が奈良という遠く離れた地域にも届いていることに、大きな励ましを感じています。

高の原教会では、「かささぎ」の活動について報告いただき、その場で寄附が集まったとのことです。このように、多くの方々が私たちの取り組みに共感してくださり、支えてくださることに感謝の気持ちでいっぱいです。

さらに嬉しいことに、教会に通われている小学生のお子様が、春には学校で「かささぎのプログラミング教育」について発表を予定されているとのことです。子どもたちが活動の意義を理解し、自ら広げていこうとしてくれる姿に、未来への希望を感じます。

いただいた寄附金は、子どもたちのプログラミング教育をさらに充実させるために、大切に活用させていただきます。一人でも多くの子どもたちがICTを通じて学び、未来への自信を育めるよう、これからも努力を重ねてまいります。

記事の掲載して頂きました 本文

「この川の流れるところ」の第130号原稿

NPO法人「銀のカササギ」への募金プロジェクト

「教会での献金集め」齊藤遼

同志社国際学院初等部6年生の齊藤遼です。皆様に読んで欲しいことがあります。それは、プログラミング教室への献金のことです。

2019年12月、僕はNPO法人「銀のカササギ」への募金プロジェクトを企画し、高の原教会で献金を募集しました。皆様が献金くださったお金は、家庭環境や虐待のためご飯を食べられない子ども達が集まる「子ども食堂」に寄付され、コンピュータープログラミングの教室を作るための献金となりました。

今年、小学校生活6年間の集大成として、学校の発表会で、自分が決めたテーマで行動を起こす、という課題がありました。「社会に貢献する」といった行動が必要で、僕は「コンピュータープログラミング」をテーマにしました。「コンピュータープログラミング」は、2020年から小学生の授業で必修化される科目です。

しかし、2020年にプログラミングが小学校で必修化されるとしても、家庭環境が苦しかったり、虐待を受けてまともに学校にも行けないお友達がいます。そんな子どもが集まり、無料でご飯を食べれるのが「子ども食堂」という場所です。「子ども食堂」でも、学校に行けない子ども達に少しでもプログラミングを学ばせたいと言う気持ちで、長野県長野市の「子ども食堂」である「銀のカササギ」の経営者が2019年に、プログラミング教室を開きました。子ども達はとても喜びました。ですが、そこから数ヶ月後プログラミングを教える先生方へのお給料などを渡していくうちに、お金がなくなってきました。そのため、インターネットなどを使い、寄付金を集めていました。なのですが、寄付をしてくれる人は少なく、お金が集まりませんでした。

そこで、僕はインターネットで知った「銀のカササギ」への募金プロジェクトを企画し、高の原教会で献金を募集するアイデアを思いつきました。皆様が献金してくださった金額は合計78,500円になりました。ここで改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。皆様のおかげで子ども食堂の子供たちもプログラミングを学べることができるようになると思います。そして、皆様のおかげで僕も学校の6年間の集大成である 発表会を成功することができました。ありがとうございました。

僕は、学校での発表会の当日に今回の企画のことを知ってもらうように心を込めて言うようにしました。すると、大人の方々は真剣に聞いて下さり、沢山質問もしてもらえることができました。僕の企画は高の原教会の教会員の皆様にも協力してもらってお金を集めることができたということを全員に話しました。すると、教会員の人達はみんな心優しいと言ってくれました。その時は、僕も同じ思いだったのでそのことも話しました。そして、学校での発表会では無事成功して。その時は教会員の人がいないと絶対に発表会は成功してないという思いでいっぱいでした。僕は、「この川の流れるところ」でも教会員の人に思いを伝えたいと思います。今回のことで成長できたのも、学校の発表会で成功できたのも教会員の方々のおかげということが言いたいです。本当にありがとうございました。

僕はこの経験を活かし、将来の重要な会議でのスピーチに役立てたいと思っています。僕は皆様に「銀のカササギ」のこと、そして、子ども食堂でもプログラミングをするところが多くなっていますよということが伝われば、初めて僕の6年間の集大成である発表会は成功します。皆様に、僕は心の底から言いたいことがあります。本当にありがとうございました。これからも、発表会の続きとして「銀のカササギ」を応援していきたいと思います。