日本子ども虐待防止学会での発表 ~児童養護施設でのICT教育支援について~
先日、新潟の朱鷺メッセで開催された 日本子ども虐待防止学会 において、「児童養護施設でのICT教育支援活動」について口演を行いました。この貴重な機会に、私たちの活動を広く紹介するとともに、多くの方々と意見交換ができたことに感謝しております。
会場での活発な議論
発表後、会場からは多くの質問や意見が寄せられました。特に、以下のような内容について議論が深まりました:
- 施設の子どもたちのパソコン学習に関する悩み
学びの継続性や苦手意識を克服するための具体的な方法について質問をいただきました。 - 施設でのネット環境の課題
セキュリティ面や通信環境の整備に関する関心が高く、施設ごとの対応状況についても意見が交わされました。
これらの議論を通じて、現場での課題やICT教育に対するニーズをより具体的に把握することができ、大変有意義な時間となりました。
次なるステップ: 実態調査の実施
今回の学会での議論を踏まえ、今後は児童養護施設へのアンケート調査を実施する予定です。この調査を通じて、施設ごとの現状やニーズをより正確に把握し、実態に合った学習支援プログラムを構築していきたいと考えています。
ICT教育で子どもたちの未来を支える
児童養護施設でのICT教育は、子どもたちに新しい学びの機会を提供し、未来への可能性を広げる取り組みです。しかし、そのためには施設ごとの課題に寄り添った柔軟な支援が不可欠です。
今回の学会で得た知見を活かし、より多くの子どもたちが公平にICT教育を受けられるよう、私たちはこれからも努力を続けてまいります。今後とも温かいご支援とご協力をよろしくお願いいたします!