タブレットを使用した具体的な学習支援の提案
1. 目的 (趣旨)
児童養護施設の子どもたちにタブレットを使った学習指導を行い、以下を目指します:
- 学習意欲の向上
- 現代社会に必要なITスキルの習得
- 教科書やドリルを活用し、苦手分野の克服を支援
2. 到達目標
- 子どもたちがタブレット学習に親しみながら、自分のペースで学びを進める。
- 特に苦手な教科を克服し、学習習慣を定着させる。
- 情報端末の活用を通じて、自信を育む。
3. 実施日時
毎月第2・第4週の–曜日(行事などで変更の場合あり)
- 午前 9:00~10:30
4. 授業案 1: 定期学習支援プログラム
対象: 小学校低学年〜高学年(5〜8名/回)
時間割:
- 9:00〜9:45:小学校低学年
- 9:45〜10:30:小学校高学年
学習内容:
- 国語と算数の教科書に基づく学習
- 進度を確認しながらタブレットの学習アプリを活用。
- 併用教材: 紙ドリル(例: 学習支援サイト「向日葵のプリント」)
- 進捗管理:
- 学習終了後、各自ノートに進み具合を記録し、施設の学習担当者へ報告。
- 次回の支援内容に活用。
使用教材例:
- 算数: 「熱中教室」
- ドリル型学習(1〜6年生対応)
- 子どもIDによる履歴管理機能付きでモチベーション向上。
- 国語:
- 「ゆびどりる」:漢字のなぞり書き学習(1〜6年生対応)
- 「漢検トレーニング」:部首名や送り仮名の確認、対義語・同音異義語の学習。
- 社会: 「日本地図」「世界地図」アプリ
- パズル形式で県名や県庁所在地、世界地理を学習。
- 歴史: 戦国武将に関する三択問題で歴史の基礎知識を学ぶ。
- その他: 英語、理科など興味に応じたアプリ活用。
5. 授業案 2: 特別学習プログラム (夏休み・春休み特別授業)
対象: 小学生 (5〜8名/回)
時間: 10:00~11:45
内容:
- 英語の特別授業(外国人ALT講師による指導)
- 挨拶、カラー、歌など基本的な英語の習得。
- タブレットを通じてオーストラリアの子どもたちと国際交流。
- 異文化理解学習:
- Google Earthを活用し、外国の暮らしや地理を学ぶ。
6. 活動のポイント
- 個別対応: 学習進度を個別に管理し、苦手分野に集中。
- ITスキルの育成: タブレットを通じて自然に情報端末の扱いに慣れる。
- 国際性の育成: 英語学習や異文化理解を通じて広い視野を育む。
7. 成果の期待
- 子どもたちの学習意欲向上と学力強化。
- タブレット学習を通じた教育格差の是正。
- 自信を持って学びに向き合う力を育む。
8. 今後の展開
- 学習アプリや教材のさらなる開発。
- より多くの施設への導入。
- ボランティアの拡充や地域社会との連携強化。
私たちと一緒に未来を繋げましょう!
この取り組みは、すべての子どもたちに公平な学びの場を提供するための重要な第一歩です。皆様のご支援とご協力を心よりお待ちしております!